tanazon’s diary

日々移ろう生きた証のほんの一部

2018-01-01から1年間の記事一覧

冬至

冬に至る。 二十四節気の一つ「冬至」 陽が当たる時間が1番短い日。 夜が1番長い日。 しかし「一陽来復」 落ちる所まで落ちた。 これから再び陽が上がる。 陽に照らされ地上の命が踊り出す。 陽気にいこう。 この陽の下生きるもの同士。

東京へ!

縁がありまして明治神宮にて行われた「新嘗祭を祝う集い」と言う会に参加させて頂きました。 いきこと米・田辺晃次としっかり書いてあり感動しました。 出店された農家さん、生産者の方々の農産物はひとつひとつが拘りがあり、自然に対する思いがヒシヒシと…

新嘗祭🌾

本日は勤労感謝の日! 新嘗祭が行われる日ですね! その年の気象により収穫が大きく左右される米作りが昔の仕事でした。 一年働き無事に収穫物を得る事ができた事に感謝を込める祭事が新嘗祭であると心得ています。 米農家を名乗りだしてから新嘗祭と言う日…

配達させて頂きます!

今日は田んぼ仕事は午前で切り上げて、午後からはご注文頂いたお米を小分けして配達する時間とさせて頂きました。 配達する時間を作れる幸せを噛み締めております。 引き続き安全運転で行きますね!

いきこと米について

私たちが育てたお米「いきこと米」についてお話させて頂きます。 「美しい自然が持つ力を活かして美味しいお米を育てみたい」 これが原点です。 化学合成されたものに依存し、それが及ぼす結果については誰も責任を取ろうとしないように感じる現代の農業のあ…

ひとまず。

いろんな事がありましたが、無事に10月3日に本年度の全ての稲を刈り取る事が出来ました。 記録的な大雨、続く猛暑日、そうかと思えば収穫期には降り続く雨、毎週末に来る嵐、そしてイノシシらの獣の活動が活発化。 自然と寄り添う場での営農は自然界の厳しさ…

収穫へ!

いよいよ収穫へ! 先日の大雨で地がぬかるんで収穫が出来ないと心配もありましたが、なんとか無事に刈ることが出来ました。 風で朝露が早く乾き、秋晴れのいい一日でした。 刈り終えた景色はまたなんとも言えない風景です。 コンバインから刈り取った籾はト…

葉月から長月へ。

9月になりました。 残暑も酷いものですが、今日は雨も降ってか気温が上がらず涼しい一日でした。 8月の終わりと9月の初め。 夏から秋へかけての空はまた何とも言えない景色を与えてくれます。 もう少しで収穫を迎えるという今日。 イノシシの活発化に今年最…

この秋は雨か嵐か知らねども、今日のつとめに田草とるなり

日本の農業の代表的な作業は雑草取りだったと言われるように、農家は草との戦いを毎年繰り返しています。 土の中に住む生態系が豊かになるようにと除草剤を使用しなかった水田は、やはりシーズンを通して草取り作業が多くなってしまいました。 やはり代表的…

処暑

夏の土用の暑さのピークを何とか超えて、処暑を迎える事が出来ました。 朝晩と涼しさを感じられ、夕暮れ時が段々と短くなって行き秋の気配を感じます。 秋の気配が立つとでも言うのでしょうか。 日照時間もすっかり下り坂、草木や虫が次の世代にバトンを繋げ…

イノシシから学ぶこと

イノシシに入られましたー 電気柵を設営する前日に入られた模様。 踏み倒されてます。。 穂が熟成する前なのと、侵入箇所が一部で済んでいたのは不幸中の幸い。 収穫には繋げれそうなので、電気柵を設営してこれ以上の侵入がないかパトロールを行なっていま…

夏の色

立秋となった昨日は風が涼しく感じ、夜になると身体にこもった熱を冷ましてくれるような気温でした。 この酷い暑さの夏もいずれは終わるのですね。 青々としていた稲もやがて色が褪せてゆく。 すっかり出揃った穂は次第にこうべを垂れてゆく。 彩る季節を見…

暑さには勝てないので

上手に乗り切ります。 暑い時間は無理をしない。 体を冷ます夏野菜を食う。 旬を知り季節を味わいましょう。 豊かになれますよ。 今日は朝の涼しい6時から仕事始めています。 暑い昼間に行動すると凄い仕事した気持ちになりますが、無理をしているだけで効率…

小さな信号

初めての試みの中では正解など存在せず。 何を道しるべにしていたかと言うと、彼らの合図。 穂が出ました。 泣きそうですが、まだまだこれから。 感動するのは終わるまでとっておきましょう。

最高分けつ期を過ぎたら田に入るべからず。

何事も適期があり、果てし無く続いた除草作業もすでに終わらせていないといけない時期。 とは言っても稲と雑草の区別がつかない現場。 やるよ。 暑さで作業効率は下がってゆく。。 だー!! 工程の悪さは収穫が終わってから死ぬほど反省する。目の前対応で手…

被災地へ現地入り

持ち場が通常運転に切り替わりつつあるので、今日は倉敷の被害が大きかった現地へ入りました。 画面越しと自分の目で見るのとではこうも世界が変わるのかと衝撃をうける想像を超えていた光景が広がっていました。 災害から2週間と言う時間が流れてもこの現状…

繋がったからには。

水路が復活しましたー。 いやーーー水路に水が流れるだけで感動する日が来るとは 災害により加茂川からの入水口が破壊されて水路に水が流れなくなり、田んぼに水を送れない状況でした。 土も白く干上がり ヒビ割れがどんどん大きくなってました。 田んぼから…

出来る事。

日が経つにつれ次々と被害は明らかになってきて胸が苦しい思いです。 西日本を襲った豪雨によりお亡くなられた方々には心からお悔やみ申し上げます。 幸い倉敷の家族、友人の安否が確認出来たので津山の現場の被害状況の確認作業を行いました。 現場までの道…

無事です。

まずは取り返しのつかない命を守る事を。 離れた家族や友の無事を祈るばかりです。 どうか命を守って下さい。

記録的な大雨の中で

どうやら台風7号は大雨を引き連れていたようで、、 先日の大雨になるとの予報で対策はしたものの想像を超える記録的な大雨で本日も現場に出動。 身の安全に気をつけながら被害状況の確認作業を行いました。 幸い目立った被害はありませんでしたが、今晩さら…

米農家であるならば

こちら「ゴボウ畑」と名付けている水田です。 田んぼの名前の由来はまた改めてお話しするとして、台風が接近中の強風の中を除草作業してまいりました。 こちらが除草作業は終わった写真 お分かり頂けただろうか? 一面が緑で覆われていた所に隙間が出来てい…

新兵器導入

田邉です! これぞ文明の利器! 水田除草機をついに購入しちゃいました! アルミだから軽いぜ! 2条分も除草出来るんだぜ! 動力はもちろん人間だぜ! 身体が動く限り自分の手足で田んぼに入るぜ! これでまだまだいけるぜー!(暑苦しい いやー草だらけだっ…

夏に至る

夏至。 ついにこの日が。 これから更に賑やかな夏の日々がやってきますね。 この仕事をしていると季節の移ろいを本気で感じれるようになりました。 今日みたいに雨上がりのような湿度の中での作業は体力をひどく消耗するので、いかに日々の休息と栄養が大切…

足元に生きる知らない命の話

写真は基本ノリで撮ります。田邉です。 こちらは御存知クローバーですね。 この中から4つ葉のクローバーを探せー!だとか言うわけじゃなく(あるかもしれませんが 花の色が白と赤の2種類に分かれているので珍しがって先日撮影したものです。 上手に撮れたら…

除草作業は続く。

田植えから30日目の水田 縦(条間)を歩き 横(株間)を歩く 十文字に歩く 実を結ぶまで 続ける。

除草と言う作業

今回は農家は草との戦いだと言われますが、まあその通りだなと。言うお話です。 少し長くなっちゃいました。 気温が上がると草はグングン育ち人間はグングン弱る。 なので本格的に暑くなる前に除草作業を終わらせなければ待っているのは地獄。 ひえー。 今ま…

触れて見るという事

こちら田植えから27日目の水田 あちゃー。草が生えちゃいました。 無農薬をいきなりやって「はい!成功!」って言うほど自然界は甘くないですねえ。 考えて行動して頭打っての繰り返しっす。 頑張りますっす。 さー、ところでこの写真の中から稲の早苗を見つ…

田植えから19日目

台風が寒気を連れてきたのか、風が吹けば肌寒い気候です。 さーて、本日は津山の圃場からお届け。 こちら同じ圃場の早苗なのですが、一つは水が深く、一つは水が浅い環境で19日目を迎えました。 水が深いので水上に出てより酸素を取り込もうとしていため葉身…

家業と言う農業。

こんにちは! 本日は岡山県倉敷市にある実家の田植え作業を行ないました! 実家ではもう古い機械を何十年も整備しながら大事に使っており、その性能は今の機械と比べると手間がかかるので、農繁期には家族で協力して作業を行なっております。 「設備があるか…

水田に希望を

こんにちは。 自然農法研究1年生(自称)の田邉です。 田植えが終わった農家さんのとってこれから収穫まで何との戦いかというと、やはり「草」 水田も水を張って草を抑制するために考えられた方法なんです。 それでも毎年毎年生えてくる草。生命力で言うと人間…