tanazon’s diary

日々移ろう生きた証のほんの一部

水田に希望を

こんにちは。

自然農法研究1年生(自称)の田邉です。

 

田植えが終わった農家さんのとってこれから収穫まで何との戦いかというと、やはり「草」

水田も水を張って草を抑制するために考えられた方法なんです。

それでも毎年毎年生えてくる草。生命力で言うと人間よりもはるかにしのぐ程では無いのかと恐ろしく思う事もしばしば。

なので、除草剤と言う便利なものが今の農業の主流になるのも頷けます。

農薬が農家から水田の除草作業という過酷な労働から解放してくれていなければ、人は水田から今よりもっと離れていた事でしょう。

しかしながら思う事は、自然界の生命力の強さと化学的な便利さに甘え過ぎてはいないでしょうか?

土へ住む微生物への影響は?

 

そう言った疑問を払拭すべく現在、農薬を使用せずに草を少しでも抑える方法がないかと試行錯誤しております。

恥ずかしい話ですが18枚水田の中、過酷な除草作業を行わなくても良さそうな水田は今のところ4枚。

この4枚の水田に希望を託しています。

人も自然も持続可能な農法。これこそがこれからの農業の希望だ。

 

 

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草の数が少ない。イトミミズ?が土を吐き層を作り草の種を抑えているのか?

 

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水深は8cm


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同じ圃場だが、こちら側はコナギ?の発芽が確認出来る。


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水深は10cm

深水管理でも発芽はおこるのか。

 

何事も土台が肝心。

その土の中の微生物からまずは大事にしていこうと思います!