tanazon’s diary

日々移ろう生きた証のほんの一部

除草と言う作業

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今回は農家は草との戦いだと言われますが、まあその通りだなと。言うお話です。

少し長くなっちゃいました。

 

気温が上がると草はグングン育ち人間はグングン弱る。

なので本格的に暑くなる前に除草作業を終わらせなければ待っているのは地獄。

ひえー。

 

今までは田んぼ中は除草剤と言う農薬で草を抑えていましたが、これからは除草剤に頼らずに草と向き合ってみようと。

まずは彼らを知らねば!と、名を覚える所からのスタートしましたが、知れば知るほど作業を行う適期を逃している事に気がつくと言う。。

それでもやらない理由にはならない!とカッコつけながら、分からないまま除草マシーンを自作し、草との蒸し暑い戦いが始まりました。

 

突然!自作した除草機を紹介するコーナー!

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竹ぼうきを6本も贅沢に使ったボリューム満点の竹ぼうき除草機!

草が水面下で幼い頃に効果を発揮してくれました。

しかし幼い草たちは一瞬で大きくなってしまい今回はあまり活躍しませんでした。

「草を見ずに草を取れ」とはまさに。

来年は発芽して段階でたくさん歩けるように軽量化をして初期除草に挑みます。

とにかく重かった。

 

「もう竹ぼうきじゃ抜けない程成長している!?」

「やべーじゃん!何かないの!?」

と焦りながら色々とインターネットや本を調べてみました。

みんなそれぞれ自作して戦っていました。

 

「この空の下、戦っている同士がいる!」

 

と勝手にモチベーションを上げました。(顔も知らない同士よ。あざす。)

そこで見たのはチェーンを使った除草機が多かったですね。

しかし重さと作成する手間の割に根が張っている草には効果が薄いと判断してチェーンには手を出さず、しかし参考にしながら次なるマシーンを作ってみました。。

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クギ!

 

完成品はこちら!

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自作除草機の第2弾!

ゲジゲジくん!

木に釘を100本ねじ込んだだけです!

 

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それを引っ張る!いやーシンプル!

そして竹ぼうきより軽い!

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効果はなかなか良いものでした!

ゲジゲジ君!

君は凄いぞ!

 

これはイケる!

 

と感動もつかの間。

少々伸びた草は除かれましたが、水面上まで伸びている草も多く、それらをゲジゲジ君には抜く事が出来ませんでした。

 

 

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このままでは「稲を植えたのかヒエを植えたのか分からない」状態になってしまう!

 

うおー!

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究極「手作業」

 

これは凄いです。

確実にどんな草も頑張れば除草できます。

頑張れば。

 

いや、究極だなんて言いますけども昔はこうだったんですよ。

機械が無い時代は全て手作業だったんです。

ただ俺が便利な世の中の時代で育ったので身体が慣れて無いのですよ。

その時代の農家さん達は、さぞ屈強な身体と精神をお持ちだったのでしょう。

 

2本の腕で6条間の草を除草!

片道2時間!

1日これが限界!

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これでは確実に間に合わず。夏に田んぼに浮いている姿が脳裏に浮かんだので、知り合いの農家さんに除草機をお借りしました。

それが最初の写真です。

昔ながらの除草機。

「田転がし」

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やはり道具が物言いますね。

少し効率が上がったので希望が持てました。

 

が、まだまだまだまだ一枚の田んぼに時間がかかり過ぎているのでもっともっと改善して行かないと。

安心して食べれるものが特別では無くなるように、昔ながらの作業からヒントを貰いつつ俺なりの農法を見出せるように引き続き田んぼの中に入りながら学んで行きます。

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田んぼっておもしろい。