tanazon’s diary

日々移ろう生きた証のほんの一部

足元に生きる知らない命の話

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写真は基本ノリで撮ります。田邉です。

こちらは御存知クローバーですね。

この中から4つ葉のクローバーを探せー!だとか言うわけじゃなく(あるかもしれませんが

花の色が白と赤の2種類に分かれているので珍しがって先日撮影したものです。

上手に撮れたら尚良かったですね。

 

白い花を咲かせている方は「シロツメグサ」

赤い花を咲かせている方は「ムラサキツメグサ」「アカツメグサ」「レッドクローバー」とたくさんの名で呼ばれているようです。

 

そのムラサキツメグサはハーブにも使われていて、ホルモンバランスを調整や、がん細胞の抑制効果が期待されているんだとか。

 

ただの綺麗な畦草だと思っていたものがとんでもない。薬草だ。

 

そもそも昔の暮らしに学ぶものがあると始めた農業ですが、「雑草」「畦草」と総じて呼び排除して作物を育てることばかりに一生懸命になっている自分にハッと気付かされました。

「自然の力を活かす」だなんて思っている割には、そこに生きるものをちゃんと知ろうとしていたのか?と

 

名前がわかっているもの。わかっていないもの。

 

あるものは空気から根を通じ土に養分を送ってくれる。

あるものは土壌の毒素を根から取り込み分解してくれる。

あるものは煎じて飲めば人を癒す薬草になってくれる。

 

自然による地力で生きるいのちの恵みを知っていた「昔の知恵」

人が作ったものばかり溢れる今の世の中に、やはりこのバトンも必要だと思いました。

次の世代が受け取ってくれるような魅力的なバトンが用意できるかは、これからの生き方次第なのでしょうが。

おじいちゃんおばあちゃん大先輩と自然の恵みとの共存の生き方から学びます。

身近に感じられる今の環境に感謝。

 

珍しがって撮ったムラサキツメクサが、またひとつヒントをくれました。

 

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是非繋いでいきたい。

こんな素晴らしい生き方を。